現地コラム
COLUMN
石垣島の観光スポットの電信屋跡の行き方と遊び方について!
みなさんこんにちは!
石垣島の電信施設の原点でもある電信屋をご存知でしょうか。ここは戦争の悲惨さを残す建物の一つです。弾痕が残っており、老朽化も進みいつ崩壊するかもわからない建物です。近くには自然豊かなビーチもあるので観光スポットとしても有名です。本記事では電信屋跡についてご紹介いたします。
目次
電信屋跡とは
電信屋跡は屋良部半島の南岸沿いにある戦争の悲惨さを残す建造物です。正式名称は
海底電線陸揚室であり、1897年に軍事目的で作られ台湾と日本が海底電線で繋がれていました。太平洋戦争中に攻撃を受け周囲の建物は大破しましたが、電信屋跡だけが残りました。天井や壁に多くの弾痕が残っており、当時の戦争の悲惨さを感じられます。
電信屋跡の行き方
電信屋跡は石垣中心部から名蔵湾沿い79号線を北上します。屋良部半島沿いを左折した後に海沿いに西に進みます。その後は道案内の標識に従い左折し、未舗装の道なりに進むとアクセスすることができます。
電信屋跡の詳細情報
電信屋跡は日本と台湾を結ぶ電信屋の跡地です。日清戦争後に下関条約を締結し、清から日本へと台湾が割譲されました。植民地となった台湾との間に軍用海底線を敷設しました。この中継場所としてつくられたのが電信屋でした。当時は軍利用が多かったのですが、徐々に公衆通信としても利用されるようになり、第二次世界大戦後まで重要な役割を成しました。太平洋戦争時は石垣島も米軍による攻撃目標となり、現在でも電信屋跡には天井や壁に弾痕が残っており、当時の戦争の悲惨さを感じられます。
電信屋跡から少し歩いていくと、ほとんど人が訪れない自然豊かなビーチがあります。電信屋跡のビーチは南東向きのため南風の影響をうけやすく、潮の流れが速かったり波が高くなります。
監視員もハブクラゲ対策ネットも備えられておらず、管理もされていないため自然豊かなビーチとなっています。透明度が非常に高い海であり、あちこちにサンゴが自生しています。色鮮やかな小さな魚たちも泳いでおり、ベラ科の大きな魚も生息しています。人がほとんど訪れておらず、管理もされていないためとても綺麗な海があります。サンセットも美しく望むことができます。とはいえ、シャワーやトイレはもちろんロッカーもありません。監視員もいないので、何かあった際には自己責任となりますので波や潮の流れには注意しましょう!
スポット名:電信屋跡のビーチ
住所:沖縄県石垣市崎枝
電話番号:0980-82-2809(石垣市観光交流協会)
営業時間:なし
利用料金:無料
駐車場:あり
トイレ:なし
更衣室:なし
お食事処:なし
自動販売機:なし
監視員:なし
ハブクラゲ対策ネット:なし
電信屋跡の遊び方
電信屋跡の遊び方は電信屋跡の見学と近隣ビーチでのシュノーケリングやビーチコーミングが主となります。
電信屋跡は石垣島北西部の屋良部岳の近くにある電信屋の跡地です。周りには本当に何もないので、電信屋跡だけがひっそりと佇んでいる姿がとても哀愁漂います。近づくと弾痕や経年劣化によりかなりボロボロであり、見た目は完全に廃墟となっています。
電信屋跡をのんびりと眺めていると戦争の悲惨さと歴史を感じられるでしょう。ただし、かなり傷んでおりいつ崩れるか分からないため、近付き過ぎたり中に入るのはやめましょう!電信屋跡を過ぎて海方面へと向かうとほとんど人が訪れることのない電信屋跡のビーチがあります。
サンゴや色鮮やかな魚たちが生息しているためシュノーケリングスポットとしても利用されます。人がほとんど訪れないため、海の透明度がとても高いです。とはいえ、このビーチは南風の影響を受けやすく、風向きによっては波が高く潮が速くなったりするので十分に気をつけましょう。監視員がおらずクラゲネットもなく、人もほとんど訪れることがないためしっかりと安全を確保して遊ぶ必要があります。
住所:沖縄県石垣市崎枝
アクセス:離島ターミナルから車で約35分
駐車場:なし
お食事処:なし
トイレ:なし
営業時間:なし
ビーチの利用料金:無料
まとめ
電信屋跡についてご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
戦争の悲痛さを残す電信屋跡は、歴史を感じることができる上に秘境感漂うビーチがあります。
そんな電信屋跡のおすすめポイントは下記の通りです。
・太平洋戦争時の弾痕が残る
・廃墟感のある歴史を感じる佇まい
・近くには自然豊かなビーチ
・サンゴや熱帯魚が生息するビーチ
・シュノーケリング可
上記のことをチェックして、ぜひ電信屋跡に足を運んでみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。