現地コラム
COLUMN
石垣島のビーチの大浜海岸の行き方と遊び方について!石垣島在住スタッフが徹底解説します!
みなさんこんにちは!
石垣島にある大浜海岸ってご存じですか?
大浜海岸は石垣島の大浜地方にあり、集落に近いことから地元の人が多く訪れる地元に愛されている海岸です。 東部には海岸沿いに散策路が敷かれ、西部にはオヤケアカハチの像や花の咲き乱れる崎原公園がある全長2kmもある長い海岸です。
空港と離島ターミナルの中間地点にあり観光客には見逃されがちですが、豊かな自然環境や動植物が生息しており海を眺めてボーっとしたり、潮干狩りなどを楽しむのに適したビーチといえます。
本記事では石垣島の大浜海岸について紹介します。
目次
大浜海岸とは
大浜海岸は石垣島の大浜地区の海岸です。出入り口も多数あり、住宅街や小学校を抜けた先の出入りできるだけでなく、国道390号線の大通りの海岸駐車場からも直接海岸に入れます。基本的に浅瀬で波も穏やかですが、海水浴場として推奨はされていません。ごつごつと岩が隆起し、波打ち際までサンゴが目立つ事から、シュノーケルにも不向きです。大浜海岸は市街地から東よりのスポットの為、サンライズポイントになっています。地元の人の中にも早朝のジョギングなどで利用される方もいらっしゃいます。朝日を浴びて気持ちの良い1日を迎えるには最適なスポットといえるでしょう。
朝日だけでなく浜辺に咲いた花や水鳥などの珍しい動植物の観察ができる知る人ぞ知る穴場スポットでもあります。夏場には日本の南側ではよく見られるテッポウユリが咲き、秋から冬にかけてはシマコガネギクなども咲きます。また、夏羽となると胸から腹面が黒くなることからその名がついたムナグロを干潮時の干潟で見かけることができます。ムナグロは日本本土ではなかなか見かけることはできませんが、大浜海岸ではたまに見かけることができます。他には国の天然記念物のナキオカヤドカリなども見かけることができます。
海岸の周辺に碑や複数の御嶽が在ることで知られている大浜海岸。普段は地元の人が景色を眺めたりウォーキングする場所として利用されています。また、石垣島の英雄の跡地としても密かに知られており、歴史を感じさせてくれるパワースポットでもあります。ANAインターコンチネンタルホテルからは徒歩20~25分ほどで着きますので、朝の散歩に訪れるにはちょうどいいのではないでしょうか?
大浜海岸の行き方
車でアクセスする場合
新石垣空港から390号線を道伝いに南下。左手に大浜公民館が見えたら左折。火の神御嶽を左手に直進すると崎原公園が見えるので公園に駐車し、徒歩1分。
バスでアクセスする場合
石垣バスターミナルから東運輸バス・日航八重山ANAインターコンチネンタル経由空港線の大浜バス停で下車。市道を南下し4ブロック目で左折。突き当りまで進むと崎原公園に到着。崎原公園から徒歩1分。
大浜海岸の詳細情報
大浜海岸は石垣島の大浜地区の海岸で観光客は多くは訪れない、地元の人から親しまれている海岸です。基本的に浅瀬で波も穏やかですが、海水浴場として推奨はされていません。ごつごつと岩が隆起し浅瀬のため、夏場には草や海藻が多く生い茂り浜辺は青々とした緑が萌えています。岩の中には何層にも岩が重なり合ったように見える奇岩と言われる岩があります。重ね合わさった部分は波の様に凹凸の層が確認でき、その中に足跡のようなくぼみを発見できます。
このくぼみはオヤケアカハチの足跡と言われ、琉球王朝時代に王朝からの重税に対する苦しい生活から解放される為に島民の自由を獲得しようと琉球王府に一揆を起こした人物であるオヤケアカハチがつけた足跡だと言われています。オヤケアカハチについては崎原公園近くに石碑が設置してあり、功績が石碑に刻まれています。
大浜海岸は市街地から東よりのスポットの為、サンライズポイントになっています。地元の人の中にも早朝のジョギングなどで利用される方もいらっしゃいます。ANAインターコンチネンタルホテルからは徒歩20~25分ほどで着きますので、朝の散歩に訪れるにはちょうどいいといえます。朝日を浴びて気持ちの良い1日を迎えるには最適なスポットといえるでしょう。また朝日だけでなく夜景のスポットしても優れています。ずっと続く海岸線は民家のそばを通っていますが、浜辺に降りると民家の明かりがないところまで歩くこともできます。
夏だと天の川がくっきりと見えるほどです。冬季は更に空気が澄んで綺麗なので、遠くの星々を見ることが出来ます。大浜海岸からは2月〜4月にかけて南十字星が特によく見れます。海岸にはその詳細な時間帯や時期の看板も設置してありますので、星空の景色を大浜の海といっしょに見ることもできます。浜辺に咲いた花や水鳥などの動植物は非常に珍しい種類も散見される穴場スポットでもあります。夏場にはテッポウユリが咲き、秋から冬にかけてはシマコガネギクなども咲きます。また、夏はムナグロが干潟で遊んでいるところを見ることができます。他には国の天然記念物のナキオカヤドカリなども見かけることができます。
周辺には大浜海岸散策の際の駐車場としても良く利用される崎原公園や火の神御嶽をはじめとした複数の御嶽が存在しています。
崎原公園には津波大石という大石があります。2013年10月17日に、石垣島の東海岸に点在する津波石が「石垣島東海岸の津波石群」として、国の天然記念物に指定された際にこの石も国の天然記念物になっています。長径12.8m、高さ5.9mにもなり、推定重量700~1000トンの巨大なサンゴ石灰岩の岩塊です。表面に付着したサンゴを炭素分析を行い年代測定した結果、先島津波という約2,000年前の津波によって打ち上げられたものと考えられています。
石垣島は津波被害に何度もあっている地域で、特に東海岸はそれを象徴する石が多く存在します。津波大石はそれの最たる例であり、津波の悲惨さを後世に伝えてくれています。崎原公園の北側にありますので興味のある方は是非訪れてみてください。こぼれ話として太平洋戦争当時には、この岩の下で暮らした人もいたそうです。
また先ほども紹介したオヤケアカハチの石碑と、オヤケアカハチの妻の石碑が近くに並んで安置されています。オヤケアカハチが拠点としたのが大浜地区であったことからここに設置されています。歴史を感じさせてくれるパワースポットでもありますね。
北に1kmほど行ったところにはフルスト原遺跡というオヤケアカハチの居城とされた城もあるので、興味のある人はこちらもぜひ訪れてみてください。
大浜海岸の遊び方
2kmにもわたる長い海岸線が伸びており、のんびりと歩くことができる遊歩道が海岸沿いに整備されています。海岸は日本では見かけることの少ない希少なテッポウユリやシマコガネギクなどが咲き、ムナグロやナキオカヤドカリなどの動物も見ることができます。海岸の岩の中には何層にも岩が重なり合ったように見える奇岩と言われる石に足跡のようなくぼみのオヤケアカハチの足跡とされるものも発見されます。
早朝は地元の人の中にも早朝のジョギングなどで利用され楽しまれている美しいサンライズスポットでもあり、夜になると夏だと天の川がくっきりと見え、2月から4月の春先には南十字星が綺麗に見える夜景も綺麗なスポットとして人々に癒しも与えてくれます。
周辺の崎原公園にある津波大石は、「石垣島東海岸の津波石群」として、国の天然記念物に指定されており津波被害の恐ろしさを後世に伝えてくれるスポットになっています。崎原公園から少し北に行ったところにはオヤケアカハチの石碑と、オヤケアカハチの妻の石碑が並んで設置されており、島の偉人の功績を少し垣間見ることができます。
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住所: 石垣市川平石崎
アクセス:離島ターミナルから車で15分
営業時間:なし。見学自由
休業日:年中無休
入場料:無料
駐車場:崎原公園にあり
トイレ:崎原公園にあり
食事処:なし
まとめ
大浜海岸についてご紹介いたしました。いかがだったでしょうか。
大浜海岸はそんな大浜海岸のおすすめポイントは下記の通りです。
・2kmにもわたる長い海岸線
・日本では見かけることの少ない希少な動植物を見ることができる。
・美しいサンセットスポット
・南十字星が綺麗に見える夜景も綺麗なスポット
・のんびりと歩くことができる遊歩道
・オヤケアカハチの足跡とされるスポット
・オヤケアカハチの功績をたたえた石碑とオヤケアカハチの妻の石碑
・崎原公園にある津波大石
上記のことをチェックして、ぜひ大浜海岸に足を運んでみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。