現地コラム
COLUMN
石垣島の観光スポットの宮良川の行き方と遊び方!石垣島在住スタッフが徹底解説します。
みなさんこんにちは!
石垣島には川のイメージをお持ちの方は少ないかもしれませんが、石垣島には海だけでなく自然豊かな川や山が広がっています。その中でも島内最大流域を誇る宮良川には、国指定の天然記念物であるマングローブの群落がありその光景はまさに壮観です!
宮良川は拓けたフィールドであるためリバーアクティビティも自由度高く楽しむことができます。
本記事ではそんな石垣島随一の河川である宮良川についてご紹介いたします。
目次
宮良川とは
冒頭でもご紹介しました通り、宮良川とは島内最大の流域を面積を誇る河川です。
宮良川のマングローブであるヒルギ科の植物は熱帯や亜熱帯気候の湿地帯に自生しており、近くでは台湾や沖縄、鹿児島南部などに生育していることを確認されています。
宮良川で行われるアクティビティはSUPやカヌーがメインで行われます。奥地には洞窟もあるため、SUP/カヌークルージングを楽しんだ後は洞窟探検へといってもいいですね。
広大な川をマングローブに囲まれながら体験するクルージングは映画さながらのドキドキ感を味わうことができます。日本とは思えないような非日常をお届けできる場所なので要チェックです!
アクティビティをする時間がない方は宮良橋の上から川の様子やマングローブを望むことができるので、ドライブついでに寄ってみるのもいいですね。
宮良川の行き方
広大なマングローブが群生する河川ということで市街地から離れていそうなイメージがありますが、実はそんなことはなく市街地から車で約15分でアクセスすることができます。ツアーに参加しないと宮良川はマングローブをしっかり観察できませんので、PiPiののマングローブカヌーorSUPツアーに参加して、亜熱帯のジャングルを観察しにいきましょう!
観光地としてもアクティビティの場としても利用される宮良川はそのアクセスの良さからもとても人気の高いスポットの一つです。
宮良川の詳細情報
石垣島最大流域を誇る河川である宮良川には国の天然記念物のヒルギが群生が広がります。宮良川のヒルギ林は宮良川の河口から上流にかけて1,500mにわたって発達しています。ヒルギ林の生育その面積は225hといわれており、東京ドーム約48個分に相当します。この大群落には”ヤエヤマヒルギ”や”オヒルギ”、”メヒルギ”を中心としたマングローブが自生しています。
ジャングルのように青々と茂ったヒルギ林は川の両サイドに生えており、リバーアクティビティする際に良いムードを創出します。熱帯・亜熱帯特有の光景に初めて来られた方は驚かれること必至です。
干潮時にはマングローブの変わった形をして根っこまで観察することができます。マングローブの種類によって形を変わっています。みなさんのマングローブのイメージはたこ足の高床式のものではないでしょうか。その形の種はヤエヤマヒルギという八重山諸島原産のヒルギ科の草木であり、最も目にする種類のマングローブです。他にも根っこがひざの形をしたようなオヒルギや枝がとても細い英名で”pencil root”と呼ばれるメヒルギなどがあります。
おすすめは川をカヌーやSUPなどのアクティビティでクルージングすることですが、周辺を散策することもできます。宮和橋の端の場所から川へと降りる階段があります。干潮時であれば歩いて散策することができ、シオマネキやハゼがいる干潟が姿を現すので近くで動植物やマングローブ林をじっくり観察してみてください。本土では見ることのできない動植物がたくさん生息・生育しています。
宮良川の遊び方
宮良川を含め石垣島の河川での遊び方の定番といえばSUP/カヌークルージングです。広大なジャングルに囲まれた川を体感するなら川に入ってリバーアクティビティすることが一番です!
静かに流れる川の中を悠々と自由にクルージングする感覚はとてもリラックスします。海でのSUP/カヌーは解放感抜群のフィールドと透明度の高い海を覗き込んでサンゴや熱帯魚を観察して楽しむことができます。マリンアクティビティはスポーツ要素が高めですが、リバーアクティビティは緑に囲まれており落ち着いた雰囲気が癒しの効果を演出します。
もちろん、ジャングルに囲まれながらクルージングは恐竜が出てきそうな特殊な環境で行うのでドキドキ感も味わうことができます。そんなワクワク感とリラクゼーションの共存する宮良川でSUP/カヌークルージング体験してみませんか?宮良川の遊び方はSUP/カヌーだけではありません。上でもご紹介した通り、干潮時は干潟へ降りることができるとお話ししました。この水域は淡水と海水が交じり合う汽水域であり栄養が豊富なんです。
そのため、貝類がたくさん生息しており、一年中潮干狩りをすることができます。潮干狩りというとアサリのイメージが強いですが、そこは本土と異なり、ヒメイナミガイやリュウキュウマスオ、イソハマグリ等の二枚貝をターゲットされることが多いです。とはいえ、地元の方の多くは貝の分類を詳細にできるわけではないので、潮干狩りで獲れた二枚貝は”アサリ”と呼ばれています。
SUPやカヌー、潮干狩りと宮良川を楽しむための遊びはたくさんありました。ですが、遊ぶ上でいくつか注意点があります。必ず注意点を留意したうえで遊ぶようにしましょう。一つ目はUV対策です。マングローブ林に囲まれているとはいえ、頭上からは太陽光が差し込みます。石垣島は通年、紫外線量が高いことがわかっています。訪れたシーズン問わず、日焼け止めを塗り帽子やサングラスなどを着用するなどUV対策をしましょう。
次に石垣島は亜熱帯気候であり、スコールという突発的な大雨に見舞われることがあります。
川に入る予定がなくても急な雨天により濡れてしまうこともあるので、雨具や着替えは大目に用意しておくほうが良いです。
最後にマンローブ散策や自然体験、潮干狩りを行う際には、干潮時の干潟の上を歩いていくことになります。潮が引く前は海に浸っていた場所なので、当然滑りやすくぬかるむことも多々あります。そのため、ぬかるんでも大丈夫なひまである長靴もしくはマリンブーツを着用することをお勧めします。
住所:沖縄県石垣市大浜
アクセス:新石垣空港から車で約15分、石垣港離島ターミナルから約15分
電話番号:0980−82−1535(石垣市役所観光文化課)
無料駐車場:約4台
周辺設備:なし(お手洗い、更衣室、ロッカー、自動販売機、飲食店なし)
まとめ
宮良川ついてご紹介いたしました。いかがだったでしょうか。
宮良川は石垣島最大の流域面積を誇る川であり、群生するマングローブ林は東京ドーム48個分とてもスケールの大きな河川でしたね
そんな宮良川のポイントは下記の通りです。
・広大な河川での自由度の高いアクティビティ
・通年潮干狩りを楽しむことができる
・河川奥地にある洞窟
・北風の強い冬場もアクティビティ催行OK
・国内最大のマングローブ群落
上記のポイントを押さえてぜひ吹通川へ訪れてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。