年始の避寒地！石垣島の1月

みなさんこんにちは！

 

石垣島の１月。

 

年始を除けば、一年の中で旅費が最も安く済むシーズンの一つでもあります。

 

内地は凍える冬真っ只中。そこで、リーズナブルな冬の避寒地として石垣島が候補地に挙がってくるわけです。

 

ということで今回は、1月の石垣島についてご紹介します。

 

石垣島の１月の気候

1月の石垣島の気温

石垣島の1月は１年を通して最も気温が下がる季節です。

 

とはいえ本土の冬と比べると、20度弱と気温自体は低くありません。最も気温が下がる日で15℃ほど。

天気が良い日は太陽も照り、暖かく過ごしやすい気候です。

 

ただ、1月は石垣島でも北風が吹く季節です。曇りや雨の日は薄着だと若干肌寒く感じます。

 

下に石垣島とその周辺の島および東京の一月の平均気温をまとめました。

こうして比べると一目瞭然ですが、東京が6.3℃の大寒波の時期に石垣島は18℃です。さすが南国…

 

しかし、こちらは平均気温。日中と夜間では気温も異なります。どのくらいの気温の上下があるのでしょうか。

 

石垣島の最高気温と最低気温を確認しましょう。

 

最高気温は20℃超え！冬とは思えませんね。さすが亜熱帯の島。

 

ただ、最低気温は15.8℃と、半袖で出歩くには肌寒く感じる気温になっています。

 

1月の石垣島の降水量

下の表は石垣島とその周辺の島および東京の一月の平均気温です。

1月は12月よりも雨の日が多くなります。また、ただ石垣島は天気の予測が難しく、天気予報が外れることは多々あります。小雨が急に降っては止むことがあるので、持ち運びの簡易な雨具が１つあると便利でしょう。

 

1月の石垣島の風向・風速

下の表は石垣島とその周辺の島および東京の一月の平均風速です。

 

 

1月の石垣島では主に北からの風が吹くことになります。北の冷たい空気を運んでくるので、体感温度が下がることもあります。

 

ウインドブレーカーやパーカーなど何か羽織れるものを一枚持っておくと快適に石垣島ライフを過ごせるでしょう。

 

1月の石垣島の日照時間

下の表は石垣島とその周辺の島および東京の一月の日照時間です。

 

一月の石垣島は天気の移り変わりが激しいこともあり、日照時間は那覇より少し短い程度。

 

それでも晴れた日は強い日差しが差し込むことには変わりありません。

 

紫外線もしっかり浴びることになりますので、日焼け止めは必ず塗っておきましょう。

 

１月の石垣島・八重山諸島のイベント

1月は年越しを中心に、多くの観光客の方々が訪れるシーズンでもあります。では、1月の石垣島はどんなイベントがあるのか見ていきましょう。

 

お正月

実は八重山では、1月1日は本土ほど正月ムードを感じることはありません。

 

特に海人（うみんちゅ）と呼ばれる漁師の方々は、旧暦に基づいた2月の旧正月を大切にされる傾向にあるようです。

 

（補足：海の潮位の変化は漁師にとっては大切な情報。そんな潮の満ち引きはお月様の満ち欠けと密接に関係しているのです。そんなお月様の満ち欠けを基準にした暦が旧暦ですので、海人の皆さんは旧暦も大切にされるのです）

 

かといってお正月を全く祝わないわけでもなく、1月1日のお正月は豚肉料理を中心にこしらえ、お祝いします。

 

石垣島ではお雑煮を食べる習慣はありません（県外からの移住者の影響で少しずつ浸透しているとも聞きます）。

 

年越しには八重山の沖縄そば「八重山そば」を食べる人もいらっしゃるそうです。ぜひ、年末年始を石垣島で過ごされる方は八重山そばで年を越しましょう！

 

桃林寺の初詣

石垣島の数少ない寺院の一つ桃林寺（とうりんじ）では、毎年初詣のためにたくさんの人が訪れます。大みそかから年明けにかけて、除夜の鐘を鳴らすために人々が行列を作ります。

 

 

正月初願い

御嶽（オン）と呼ばれる場所で島の平和を願います。また先祖信仰の強い沖縄では一家の大切な宝とされる「トートーメー」（位牌）のある家に親族が集まり、新年のお祝いをします。

 

 

「日本最南端の市民マラソン」石垣島マラソン

石垣島では1月下旬頃に「石垣島マラソン」が開催されます。

 

2020年には18回目を迎えるこの石垣島マラソンに参加するため、島外からもしっかりコンディションを整えて挑戦する方が多くいます。

 

フルマラソンの他にも24km・10kmの計3部門が設けられており、お好みでコースが選べます。

 

毎年たくさんの方が参加され、地元の方の声援や石垣島の海・自然が心地よい、アットホームなマラソン大会です。

 

 

 

石垣島の1月の服装

基本的には長袖のシャツで過ごせます。北風の強い日は風の強い日は、寒く感じることもあると思うので、天気に合わせてヒートテックや羽織れるものが一枚あれば便利です。

 

天気が安定せず、しばしば小雨が降ることがあるので、簡易の雨具があると出歩くときと快適な石垣島旅行になること間違いなしです。

 

1月の石垣島の混雑状況

やはり年始は南国で過ごしたいという方も多く、観光客の方で混雑します。

 

ですが、年始を除けばホテルやお食事処などは空いており、航空費も低くなるのでオススメの時期です。

 

1月に石垣島で楽しめるアクティビティ

マングローブカヌー

 

マングローブ林に囲まれた川は風の影響を受けづらく、とっても穏やか。緑に囲まれたクルージングはとても開放的。

 

また、カヌーを漕ぐ動作は程よい運動になり、体の芯からポカポカしてくるのを感じることができるでしょう。1月にピッタリのアクティビティです。

 

 

 

マングローブSUP（サップ）

 

マングローブ林でのSUPもおすすめのアクティビティ。

 

穏やかなマングローブ林をサップボードの上に立って漕ぎ進めるジャングルクルーズは、石垣島の定番になりつつあります。

 

 

SUPは体幹の筋肉や普段使わない部分の筋肉をふんだんに使うため、体もしっかり温まります。

 

海と違い波がありませんので、初心者の方でも安心してチャレンジできるアクティビティです！

 

 

シュノーケリング

 

「１月にシュノーケリング！？」と思われるかもしれませんが、ウエットスーツを着用すればシュノーケリングだって問題なく楽しめちゃいます！

 

むしろ冬の海は夏の海に比べて海中の透明度が格段に上がります。

 

 

 

 

文化体験

シーサーづくりやガラス工芸、ミンサー織体験など、天候に左右されにくい文化体験プログラムもあります。八重山地方特有の文化に触れてみるのも乙ですね。

 

ドライブ

 

天候に左右されないという点ではレンタカーでドライブもおすすめ。

 

石垣島はどれだけ時間をかけたとしても1日あれば島を一周できます。

 

 

さいごに

1月の石垣島についてご紹介いたしました。いかがでしたか？

 

一年で最も気温が下がる月になりますが、意外にもできることは多い石垣島。

 

天気をしっかり確認し、適切な準備をすれば十分にエンジョイできる島です。

 

特に年始以外であれば観光客が少なく、旅費も安くコスパ抜群の旅を楽しむことができます。

 

1月の石垣島はまさに隠れ穴場シーズン！

 

ぜひ、ご旅行の際には1月の石垣島も候補に入れてみてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。