石垣島の観光スポットの平久保サガリバナ群落の行き方と遊び方について

みなさんこんにちは！
石垣島の最北端である平久保崎は、眼下にエメラルドリーンの海に広がるサンゴ礁がとても美しいです。海とは反対の島方面には黒毛和牛の放牧地があり、大自然にゆったりすることができます。この平久保エリアにはサガリバナという熱帯・亜熱帯の湿地帯に自生する花が群生しています。一夜しか咲かない幻の花と呼ばれるシーズン限定の花の群落があります。
本記事では平久保サガリバナ群落についてご紹介いたします。

 

 

 

平久保サガリバナ群落とは

平久保サガリバナ群落は石垣島最南端である平久保集落と灯台の間にあるサガリバナの群落です。サガリバナは熱帯や亜熱帯に自生する花であり、夏の限られた時期に一日だけしか咲かない花木なんです。

平久保サガリバナ群落の入口前にはカフェがあるため目印にすると簡単にアクセスすることができます。開花シーズンの6月～7月にはサガリバナのバニラのような甘い香りが周囲に漂います。白やピンク赤色などに開花するサガリバナはとても美しいです。300本近くあるサガリバナの花はすべてが一斉に開花するわけではありませんが、一つ一つに個性があるため見ていて飽きません。早朝にはポツリと散るゆくとこも見ることができるので、儚い花だなと再認識させられます。シーズン限られるの開花時期・状況を事前に確認して訪れるようにしましょう。

 

平久保サガリバナ群落の行き方

平久保サガリバナ群落は石垣島最北端の平久保エリアにあるため、206号線を平久保橋へ向かって北上します。橋へ着くと、そこから約200m先の農道を右折し、さらにそこから約300m進んだあたりの平久保の農道沿いにも大きな群落があります。この群落が平久保サガリバナ群落となります。

平久保サガリバナ群落の詳細情報

平久保サガリバナ群落をなすサガリバナは熱帯、亜熱帯気候で生育する6月〜8月にかけて花を咲かせる、花弁が白やピンク、紅色という目を引き付ける色鮮やかな花木です。サガリバナの花は総状花序であり、名前の通りブドウのように下方へ垂れ下がるように花が咲き誇ります。サンセット～夜9時頃につぼみが割れ始め、徐々に花開きます。深夜になると満開のサガリバナが一面に開花している様子を鑑賞することができます。つぼみが割れ始めたら一時間ほどで満開になるので、つぼみの状態を確認して満開の時間を推定してみるとよいでしょう。上でもご紹介した通り、夜に咲き誇り朝には散りゆくことから”一夜花”と呼ばれます。散った後の地面や水面が色鮮やかになり絶景です。

石垣島でサガリバナを一番のスポットいえば石垣島北部に位置する”平久保のサガリバナ群落”です。この平久保のサガリバナ群落は2016年に国立公園へと追加指定を受けました。とはいえ、この平久保サガリバナ群落が発見されたのは2005年という最近の話なんです。平久保にお住いの米盛三千弘さんが畑の近くにある森でサガリバナ古木を見つけたのが初めての発見でした。さらに森へと足を運んでみると約300本もののサガリバナ群落がありました。

サガリバナ群落が発見されて以来、周囲のごみ撤去や雑草刈りなどいろいろな保全活動が行われています。2011年には”平久保サガリバナ保存会”が発足し、サガリバナの手入れや環境の整備が行われています。その他にも鑑賞コースやサガリバナを楽しむための心得、植樹名札プレートなど作成などサガリバナ群落を盛り上げるために尽力されています。この近辺には宿泊施設もあるので、そちらを利用すれば夜中に満開して早朝に散るところまで鑑賞することができるので一泊してみるのもいいかもしれません。

再三にもなりますが、サガリバナは開花シーズンが限られているうえに一日で散ってしまう超期間限定のイベントです。そのため、6月～8月、中でも6月、7月が特にピークなので、しっかり狙っていきましょう。

 

平久保サガリバナ群落の遊び方

平久保サガリバナ群落の遊び方は花の鑑賞につきるでしょう。サガリバナは一種で白やピンク、赤など様々な色のものが自生しているため、その美しさに加えて甘い香りにいつまで見ていられそうについつい感じちゃいます。

平久保サガリバナ群落が石垣島最大のサガリバナ鑑賞地として有名ですが、石垣島最大流域の宮良川にもサガリバナは自生しています。そこではカヌーやSUPでクルージングしながら鑑賞することもできます。陸上で観るのとまた変わった雰囲気を感じることができるので、ぜひどちらも行ってみるもいいかもしれません。

 

 

 

 

まとめ

平久保サガリバナ群落についてご紹介いたしました。いかがだったでしょうか。

そんな平久保サガリバナ群落のおすすめポイントは下記の通りです。

 

 

上記のことをチェックして、ぜひ平久保サガリバナ群落に足を運んでみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。