現地コラム
COLUMN
石垣島の観光スポットの真栄里ダムの行き方と遊び方について!
みなさんこんにちは!
石垣島には5つのダムがありそれらは石垣島の農業を支える灌漑ダムや上水ダムといったライフラインのような様々な側面を持ちます。その中でも真栄里ダムは灌漑や治水、上水道供給といった多目的ダムである国内最南端のダムです。本記事ではそんな真栄里ダムについてご紹介いたします。
目次
真栄里ダムとは
真栄里ダムは、石垣島中部に位置する島最大河川である宮良川水系本流に建設された国内最南端のダムです。灌漑、治水、上水道供給のために作られたダムであり、文字通り石垣島のライフラインを支えるダムなんです。宮良川土地改良事業の一環として底原ダムとともに建設されており、不特定用水として上水道用水を供給しています。
真栄里ダムの行き方
新石垣島空港から県道87号線もしくは209号線をしばらく北上すると右手に於茂登岳の入口が現れます。この入り口付近に真栄里ダムの看板を確認することができます。
真栄里ダムの詳細情報
真栄里ダムは、沖縄県最高峰の於茂登岳を源とする二級河川である宮良川の上流に建設されたダムです。マングローブ群落が広がる宮良川は島民から愛されている河川ですが、出水時の洪水氾濫では多大な被害をおよぼしたり渇水時には水飢きんにさらされたため、治水事業・かんがい排水事業の再興がいつ用となりました。そこで灌漑、治水、上水道に関する多目的ダムとして真栄里ダムが建設されました。このア-ス式多目的ダム(灌漑・治水・上水道)は石垣島では唯一であり、非常に重宝されています。多目的であるものの水道水の供給が優先して行われているようです。
真栄里ダムの遊び方
真栄里ダムを含め石垣島のダムではダムカードを配布しています。ダムカードは国土交通省と独立行政法人水資源機構により管理・作成して配布されるカード形式のダムのパンフレットです。パンフレットになっているため、中を開くとそこのダムの情報が詰まっています。これはダムの広報活動も兼ねて配布されるようになりました。実は沖縄県では22枚、全国で555枚ものダムカードが配布されるほど普及しています。全国を飛び回りダムカードを集めるダム好きさんもいるそうです。
ダムカードをゲットするには一定の条件や各配布先に行くことが必要であったりするので下でご紹介する管理事務所もしくは石垣島市役所にお問い合わせください。各ダムによる条件はあると思いますが、ダムカードの配布に関する共通原則があるので下記でご紹介いたします。
②ダムカードの郵送や宅配による送付は受け付けていない。
③ダムカードの配布は指定された場所にのみ行う。
④大浦と石垣ダムカード配布は、写真などのダムへ訪問した証明(下記の※1、※2を必要とする。
※1ダムカード配布希望者がダムを撮影した写真の提示など。
※2インターネット上で公開されている画像では配布不可。
石垣島のダムを訪れるうえでダムカード集めも楽しみの一つですが、周囲を散策してみるのも真栄里ダムの楽しみ方です。真栄里ダムの反対側には底原ダムがあります。その先には全長1,174mの八重山最長のトンネルである於茂登トンネルがあります。このトンネルを抜けると青の洞窟や米原のヤエヤマヤシ群落などの観光名所があります。
青の洞窟は川平湾と肩を並べてとても美しい人気の観光スポットです。青の洞窟は海の中にある洞窟であり、太陽光が差し込む入射光や海底の反射などによって洞窟内が青く輝く幻想的な空間が人気の場所です。周囲には多種多様なサンゴや色とりどりの熱帯魚が生息しています。そのため、アクティビティも盛んにおこなわれています。真栄里ダムに訪れた際には、ぜひ足を運んでみてくださいね。
住所:沖縄県石垣市字大浜武那田原
アクセス:新石垣空港から車で約15分、離島ターミナルから車で約20分
駐車場:なし
お食事処:なし
トイレ:なし
河川:宮良川水系宮良川
着手:1972
竣工:1982
目的:灌漑、治水、上水道
形式:均一型アース
堤高:27.0m
堤頂長:367.4m
総貯水量:2,300,000m3
有効貯水量:2,100,000m3
流域:4.82km2
湛水面積:25.5ha
真栄里ダムカード:
真栄里ダム管理事務所:0980-83-0233
八重山土木事務所河川都市港湾班:0980-82-3262
まとめ
真栄里ダムについてご紹介いたしました。いかがだったでしょうか。真栄里ダムは島際の宮良川に建設された灌漑、治水、上水道供給を行う多目的ダムです。そんな真栄里ダムのおすすめポイントは下記の通りです。
・灌漑、治水、上水道供給する多目的ダム
・石垣島最大の河川である宮良川に建設
・ダムカード集め
・空港からアクセス良好
・青の洞窟やヤエヤマヤシ群落などの人気観光スポット
上記のことをチェックして、ぜひ真栄里ダムに足を運んでみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。