現地コラム
COLUMN
幻の島とは?石垣島の奇跡の真っ白いビーチを解説!石垣島在住スタッフが徹底解説します!
みなさんこんにちは!
石垣島にある幻の島をご存知でしょうか。
エメラルドグリーンの石垣島の海を少し船で行くと、ぽつりと海に浮かぶ真っ白なビーチがあります。それこそが石垣島の幻の島です。
透明度抜群、周りにはサンゴ礁が広がるSNS映えする、シュノーケリングやダイビングなどのマリンレジャーが楽しめるポイントとしても知られます。
その幻想的な存在感、写真映えするロケーションにからツアーでも利用されます。
本記事では幻の島の楽しみ方やツアーについてご紹介いたします。
目次
幻の島(浜島)とは?
幻の島と称される浜島は石垣島から西に10kmほど離れた場所、小浜島と竹富島の間に位置する三日月形をしている地図にない無人島です。
浜島は潮が引いてくことにより徐々に顔を出し、潮が満ちてくると幻のように忽然と姿を消すことから幻の島と呼ばれようになりました。潮位の差により姿を見え隠れする島なんです。
幻の島の魅力は何といってもロケーションの美しさです。砂浜は真っ白のビーチであり砂浜には一切植物は生えておらず視界を遮るものが一切ないためなく360度パノラマビューは最高です。
白いビーチの周りには透明度抜群のエメラルドグリーンは沖合の方にいくと、水深の違いによりコバルトブルーの海へとグラデーション上に変化します。
そんな絶景の中シュノーケリング・ダイビングなどのマリンレジャーを楽しむこともできるので、石垣島の中でも幻の島を訪れるツアーはとても人気があります。
幻の島(浜島)の歴史
幻の島は長年人々を魅了してきましたが、いつ頃から人気の観光スポットなったのでしょうか。石垣島と小浜島の間にあることから、この2島により強く影響を受けてきました。
第二次世界大戦時、小浜島は海軍が駐屯し、空襲の被害に遭いました。第二次世界大戦後には米軍により統治された後に1972年5月に日本に返還されました。
変換された小浜島は1970年代後半からリゾートホテルの建築がなされるようになりました。結果として、小浜島から浜島への観光客の数も増え、「幻の島」として人気のスポットになりました。
美しく見える幻の島は石垣島と小浜島の間でそれぞれの島の歴史を見てきたのかもしれません。
幻の島(浜島)への行き方
海の真ん中にぽっかりと現れる幻の島ですから、上陸するには船で向かうしかありません。時間限定の無人島のため定期航路の船はありませんので、石垣島、竹富島、小浜島の現地マリンショップに申し込むのが確実なアクセス方法です。
石垣島からであればおよそ30分、竹富島・小浜島からであれば約10分程度で到着します。潮の満干の時間帯が日によって異なるので、滞在できる時間も引潮の時間帯に左右されます。詳しいガイド付きツアーであれば失敗なく適切な時間に案内してくれるので安心です。
予約する際にあらかじめ旅行の日程を伝え、相談の上で一番理想的な日程を調整しておくことで潮があまり引かずに島全体が水没していたという残念な事態を避けることができます。
より無人島感を味わいたいということで、同行する客が少ないツアーをあえて選ぶという手段もありますが、現地で他のツアーのお客様と被ってしまうことはあり得るので、そこは諦めるしかありません。
幻の島(浜島)に行く服装
幻の島に行く際には、水着やウエットスーツといった、基本的に濡れても良い格好がいいでしょう。
ウエットスーツはマリンショップで貸し出しがあります。
着替えるタイミングはツアーのマリンショップによって異なりますので、事前に確認しておきましょう。
宿泊先送迎で船に直行する場合は、宿であらかじめ水着に着替えて出発します。
ショップや船に着替える場所があることもあります。
また、荷物をまとめられる防水のマリンバッグがあると非常に便利です。
日よけのパラソルやビーチマットなどはショップで準備されていることが多いですが、タオルや飲み物は確認が必要です。
ごみを出さないという目的から、食べ物や飲み物などを持ち込むのを制限されるケースもあります。
日焼け止めや日よけの上着、サングラスなど個人的に必要なものの準備も忘れないようにしましょう。
水中カメラを無料貸し出しするショップもあるようです。持ち物については事前にしっかり確認しておくと安心ですね。
逆に、帰る際には忘れ物に十分注意しましょう。
数時間後には海の底に沈んでしまい、次に幻の島が現れた時にまだそこにある保証はありません。
さすがにWi-Fiは通じませんが、石垣島と西表島の間の海域ではほとんどの携帯が通じるようになっています。
幻の島の見どころ
幻の島のみどころは結論すべてがみどころとなっています。目に入るものすべてが美しく見ていられます。
干潮の時には、何もない海の中から島が浮かび主型を現し、時間がたつにつれて徐々に島は小さくなり最終的には幻のように消えていきなくなる姿はまさに幻の島といえるでしょう!
また、浜島が海上に姿を現しているときは、三日月のような形をしておりそれが徐々に形を変えます。長時間、浜島へ滞在する方は島が姿を少しずつ変化させていく様子を目にすることができるでしょう。滞在期間が短い方は一回目と二回目行く時で潮位の差が異なる時間帯に行ってみるとよいでしょう。違う島に来たような感覚になります。
バラス島と幻の島の違い
潮位の差により姿を見え隠れするという似たような特徴を持つバラス島があります。そんなバラス島は幻の島のように奇跡の島という愛称で呼ばれます。
バラス島の最大の特徴はサンゴのかけらの堆積物のみで形成されている点です。そのため、素足で歩くととがっているかけらを踏んでしまい足の裏を痛めることがあります。一方、浜島はサンゴのかけらも多少混じってはいますが多くは砂であり、さらさらとしているため素足で上陸しても負傷する心配がありません。お子さま連れの方も安心ですね。
幻の島は透明度抜群の美しい海がとてもきれいですが、真っ白なビーチもまた魅力的です。海の中を行き来するため草木は生えておらず、真っ白一面のビーチはエメラルドグリーンの海とのコントラストがとても美しいです。
また、天気の良い日には白砂がきらきらと輝いて綺麗です。非常に写真映えするフォトジェニックな景色がとても人気があり、フォトスポットしても有名です。
先ほどご紹介した通り、幻の島の周囲には視界を遮るものが何もないため見渡す限り絶景を楽しめます。また、潮位が上昇すると島全体が海に覆われるため、海の上を歩いているような感覚になります。
んな非日常体験をすることができる幻の島ではドラマやCMの撮影、MVの撮影などにも採用されており、フォトウエディングも人気でありお客さまの中でも結婚式の写真を撮影するために来る人もいるほど大人気です。この最高な光景を観るためにも何度も訪れる人も多く、所見の方、リピーターの方ともに多いスポットして知られます。
写真映えするスポットのため幻の島を訪れる際にはスマホやカメラなどの所持は必須です。ツアーで多くの方が訪れる方が多いと思いますが、多くのツアーはガイドさんがとても綺麗に写真をたくさん撮っていただけるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
ツアー中には、いろんなポジションやポーズで撮影いただけるので思いの思いのポーズで写真を撮ってSNSに投稿しちゃいましょう!
浜島はきれいなビーチを歩くだけでも楽しむことができますが、浜島に来たら何といっても海で遊ぶことをお勧めします。浜島の海は遠浅のビーチになっているため、小さなお子さまも足が届くので、お子さま連れのファミリー層や泳ぎが苦手な方であっても波打ち際にて水遊びすることができます!
沖合へ行くととても多くのサンゴ礁が群生しています。石垣島と西表島の間には石西礁湖という日本最大のサンゴが広がっており、浜島の周囲にも多くのサンゴ群落があるんです。
石西礁湖では多くのサンゴや熱帯魚たちが生息しています。そのため、シュノーケルやダイビングなどのマリンアクティビティが盛んにも行われています。
シュノーケリングやダイビングのツアーが多く催行されていることも納得がいきます。先ほども紹介しました通り、幻の島に足を運ぶにはボートで海を渡る必要がありますが定期船は運航していません。ワールドクラスの海を楽しむためにもツアーに参加して訪れることを強くお勧めします。
石垣島の色鮮やかな海と真っ白な砂だけでできた”幻の島”浜島はダイビングやシュノーケルといったマリンアクティビティのみならず、カメラを片手にこの美しい絶景を見て楽しみ、感じて楽しめるため、観光客に大人気のスポット。
カップルから小さいお子様とご一緒のご家族連れまで、どんな方でも満足できるツアーが豊富な浜島で、海のグラデーション豊かな海と一度として同じ形の無い幻の島との出会いと他では出会えない絶景を楽しみましょう!
石垣島は景色が美しいスポットがとても多い島ですが、この幻の島は別格です。友人やカップル、ファミリーとどの層で訪れるのにも向いているスポットなので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
幻の島の楽しみ方
幻の島では、上陸する前から海の色の変化を楽しめます。
船で島に近づく内に、濃紺だった海が急にエメラルドグリーンになり、そして明るいブルーに色を変えます。
白い砂浜しかない島ですが、なによりも他のビーチでは味わえない絶景を楽しめるのが、この島の醍醐味です。
ビーチの先端に立って、そこから水平線を眺めると、海と空の間に浮かんでいるような、不思議な感覚を味わえます。
海が凪いでいる日には、島影や空の雲が海面に映って、線対称の絵画のような景色が広がります。
海水は通年して透明度が高く、裸足で波打ち際の白砂を踏みしめれば、誰もが南国の開放感を満喫できることでしょう。
まれにカメが一休みするために浅瀬に姿を見せることもあります。見れればラッキーです。
もし幻の島の出現時間と日没がちょうど合うタイミングに訪れることができれば、刻々と赤く染まる空と海という、日中とは全く違う絶景を楽しむこともできます。
もしかするとグリーンフラッシュをより間近に見られるかもしれません。
時間の許す限りただそこに佇んでいたい、そう思える魅力がこの島にはあります。
この島ならではの風景は、訪れた観光客によるSNS投稿から火がつき撮影スポットとしても注目されており、テレビ等の撮影に使われることも最近になって増えてきました。
せっかくですからとっておきの映える写真に挑戦していただきたいです。
海と空と白い砂浜だけなので、どこをとっても映えますが、南国らしいビビットな色の水着やパレオはより写真映えするのでおすすめです。
また、南国の花やガラス瓶などの小物を持参するのもいいかもしれません。
サンゴのかけらは見つかる可能性が高いですが、貝殻の現地調達はあまり期待しないほうがいいでしょう。
撮影用マーメイドスーツの貸し出しという、ユニークなサービスがあるショップもありますのでぜひ。
防水のカメラであれば、半分水面、半分水中の写真というもおもしろいものも撮影できます。
波打ち際近くにはあまり魚の姿は見られないかもしれませんが、水中を覗くと波が刻んだ砂の文様がどこまでも続き、果てしない砂漠のような景色を見ることができます。
水中カメラがあれば、ぜひ写真に残しておきたい静かで神秘的な海の風景です。
幻の島のビーチは浅瀬がかなり広いので、小さいお子様連れのファミリーでも安心して海遊びができます。ビーチで美しい海の色と絶景を眺めながらのんびり過ごすのもおすすめです。
シュノーケリングやダイビングをするには、幻の島から船で離れたポイントまで行きます。
ツアーそれぞれのガイドによる説明・指導がしっかりあるので、初心者の方でも安心して楽しむことができます。
幻の島のおすすめアクティビティ3選
上でも少し触れましたが、石垣島と小浜島の間に浮かぶお洒落スポット幻の島でのおすすめのアクティビティについてご紹介いたします。
幻の島①シュノーケリング
“また、浅瀬でもサンゴ礁や多くの魚たちが生息するため、安全に生き物観察することができます。沖合の方がウミガメやマンタを観察することができますが、しばしば浅瀬で観察できるので十分に楽しむことができます。
無人島であることから、海の透明度も圧倒されるほどの高さを誇るため、シュノーケリングとしても最適なスポットといえるでしょう。
幻の島②ダイビング
続いてご紹介するアクティビティはダイビングです。シュノーケリングと同様の理由から非常に人気の高い幻の島アクティビティの一つです。
酸素ボンベを担いで潜るため、長時間にわたって海底探索や生き物観察することができます。シュノーケリングの唯一のネックである酸素不足を解消してくれます。
また、水圧に問題がなければより深い場所へと生き物を探しに行くことができます。深度ごとに生息する生き物はことなるため、豊富な生物相を誇る浜島の海で生物多様性を感じられるのもダイビング体験の特権です。
幻の島③フィッシング
最後にご紹介するアクティビティは浜島フィッシングです。
浜島の近くには国内最大のサンゴ礁帯である”石西礁湖”が広がっています。
石西礁湖には数百ものサンゴ礁と数千、数万の海洋生物が生息しているといわれています。そのため、釣りを入れ食いのようによく釣ることができます。
ただし、沖合で釣る必要があるためボートフィッシングツアーに参加することをおすすめします。ガイドさんや船長はその海を熟知した方がほとんどなので、細かく釣りのサポートをしれくれます。
高級魚もふつうに釣れたりするので、一獲千金を目指して参加してみませんか。
行く前に準備しておきたいのは?
浜島は草木が生えておらず、360度パノラマビューを望むことができるのはとても魅力ですが、その反面日焼け対策をすることは必須です。特に夏場は肌を刺すような日差しとなります。
日焼けで黒くなるだけであれば問題ないのですが、肌の弱い方は真っ赤になり炎症を起こしたようになる方もいます。そのため、肌の強さに限らず必ず日焼け対策をしておくことをお勧めします。
晴れている日はもちろん、曇りの日であっても注意する必要があります。日焼け止めは必需品として、サングラスや帽子、ラッシュガードなどの日焼け対策グッズは必ず事前に準備しておきましょう。最近では、飲む日焼け止めというのもあるので、そういったものを併用してできる対策はすべてやるようにしましょう。
島上陸時の注意点もございます。船を停泊するのは島のすぐ横ではなく少し離れた場所になります。というのも島に近づきすぎて、座礁してしまう恐れがあるからです。このことからマリンスポーツを体験予定の方でない上陸するだけの予定の方も腰から胸のあたりまで濡れてしまいます。
そのために、濡れても良い服装で参加することをお勧めします。どうせ濡れるならアクティビティに参加した方がお得ですね!
日差し強い日は砂浜が非常に熱くなることがあります。その点も考慮してサンダルやマリンシューズの用意もあるとよいでしょう。
石垣島PiPiの幻の島ツアー一覧はこちら
おわりに
幻の島についてご紹介いたしました。いかがだったでしょうか。
地図にない潮位の差で姿を消す幻のように儚い島は、写真映えする美しいロケーションでした。白く輝くビーチと透明度の高い青い海のコントラストは絶景です。
そんな美しい島でのアクティビティは至極のひとときです。ぜひ、石垣島に足を運ばれた際には幻の島”浜島”に訪れてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。