現地コラム

COLUMN

【2025年最新】石垣島クルーズ船寄港ガイド|港アクセス・観光スポット・アクティビティ徹底解説

2025-07-05 03:03

みなさんこんにちは!

 

石垣島最大級のアクティビティショップ
『石垣島 ADVENTURE PiPi』です!

 

日本屈指の観光地である石垣島は、近年クルーズ船の寄港地としても大人気です。

 

コロナ禍を経てクルーズ旅行が再開し、2024年には延べ30万人近い船客が石垣島を訪れました。

 

本記事では、石垣島にクルーズ船で到着した際に知っておきたい港の情報や市街地へのアクセス方法、短い滞在時間でも楽しめる観光スポットやアクティビティをご紹介します。

 

石垣島でのひとときを最大限に満喫できるよう、ぜひ参考にしてくださいね!

 

石垣島はクルーズ船の
人気寄港地!
魅力と受け入れ状況

石垣島

石垣島は八重山諸島の玄関口であり、美しい自然と南国文化が楽しめる離島観光地です。

 

その魅力から多くの大型クルーズ船が寄港し、那覇港や宮古島と並ぶ沖縄クルーズの定番寄港地となっています!

 

日本発着クルーズでもおなじみの「ダイヤモンド・プリンセス」や海外の「MSCベリッシマ」「コスタ・セレーナ」など多数の大型客船が定期的に石垣島に立ち寄っています。

 

現在石垣島ではクルーズ船の受け入れ環境整備が進められており、港湾施設の拡充やシャトルバス運行など、船客の皆様が快適に観光できるよう取り組みが行われています。

 

石垣島のクルーズ船入港場所

大型客船 フリー画像

まず押さえておきたいのは、クルーズ船が着岸する港の場所です。

 

石垣島ではクルーズ船専用の「新港クルーズ岸壁」に停泊します。

 

石垣港離島ターミナルがある市街地中心部からは約3km離れており、徒歩では40分前後かかる位置です。

 

港から市街地(ユーグレナモールや公設市場周辺)への主な移動手段については、次のセクションで紹介します。

 

石垣島の市街地へのアクセス

ユーグレナモール

港からのアクセス手段はいくつかありますが、最も大切なのは移動手段を事前に決めておくことです。

 

クルーズ船寄港日は島内のタクシーやレンタカーが不足気味になるため、直前になって慌てないよう予約準備をしておきましょう。

 

徒歩

サザンゲートブリッジ

サザンゲートブリッジという大きな橋を渡り市街地まで歩くルートです。約40~50分要します。

 

途中に急な坂や強い日差しもあるため、歩き慣れていない方やお子様連れには負担が大きいでしょう。

 

南国特有の天気の変わりやすさや強いUVも考慮すると、徒歩移動はあまり現実的ではありません。

 

無料シャトルバス

バス 移動

クルーズ会社または代理店によっては、港と離島ターミナル間で専用シャトルバスを運行する場合があります。

 

所要10分程度で市街地に出られるため便利ですが、大型船の場合は乗車希望者が集中し混雑しやすいです。

 

便によっては有料となるケースもあるため、小銭の用意や事前情報の確認がおすすめです。

 

タクシー

石垣港離島ターミナルのタクシー

新港岸壁には多数のタクシーが待機しており、市街地や観光地までダイレクトに移動できます。

 

乗船客の多い日は全車フル稼働状態となるため、事前予約が確実です。

 

特に観光スポットにはタクシー乗り場が無い場所もあるため、往復または時間貸切で手配しておくと安心でしょう。

 

島内タクシー会社では2時間~半日単位での貸切プランが用意されており、時間内なら柔軟にアレンジして観光することも可能です。

 

レンタカー

レンタカー

運転に慣れている方ならレンタカーも有力な手段です。

 

クルーズ岸壁付近でのレンタカー受け取りサービスは限定的なので、一旦離島ターミナルまで移動してから借りる形になります。

 

半日だけ借りて港以外の場所で乗り捨てできるプランを利用すれば、返却の手間なく船に戻ることも可能です。

 

ただし台数に限りがあるため、こちらも事前予約が必須です。

 

路線バス

石垣空港のバス乗り場

島内を走る路線バスを利用する場合、まず離島ターミナルやバスターミナルまで移動する必要があります。

 

市街地から主要観光地へのバスの本数は少なく、時間帯によっては満席近くになることもあります。

 

短時間の観光では路線バス移動はややハードルが高いかもしれません。

 

クルーズ船で石垣島に寄港する
際の注意点・事前準備

石垣島 景色

短い滞在時間を有効に楽しむために、いくつか注意しておきたいポイントがあります。

 

事前に知っておくことで、当日の観光がよりスムーズで安心なものになりますよ。

 

時間配分とスケジュール管理

時間 時計 パートタイム バイト

繰り返しになりますが、 クルーズ船の停泊時間は限られており、多くの場合4~8時間程度です。

 

レンタカー利用時は渋滞リスクも考慮して早め早めの行動を心掛けてください。

 

また、当日の集合時間や戻りの締切時間は船内放送や配布資料で再確認しておきましょう!

 

交通手段は事前予約を

タクシー

前述のとおり、島内のタクシー・レンタカーは需要が集中します。

 

「着いてから考えよう」では車が捕まらず貴重な時間をロスする恐れがあります。

 

希望の交通手段が決まったら、事前に予約連絡しておきましょう!

 

港~市街地送迎のシャトルバスに関しても、運行の有無や時刻を事前に確認できればベターです。

 

天候・海況による影響

石垣島の台風

石垣島は台風シーズン(7~10月)や冬場の強風時に、クルーズ船が安全のため寄港中止となる場合があります。

 

万一石垣寄港がキャンセルになった場合に備え、船内アクティビティや代替寄港地情報などもチェックしておくと気持ちに余裕が持てるでしょう。

 

また、島内観光中にスコールのような急な雨に降られることもあります。

 

折りたたみ傘やレインポンチョを用意しておけば安心です。

 

服装・持ち物

服装

南の島とはいえ、冬でも日中は暑く紫外線が強烈です。

 

夏場はなおさら熱中症や日焼け対策が必要になります。

 

帽子・日焼け止め・サングラス、水分補給の飲み物は忘れずに持参し、建物内や夕方以降は冷えることもあるため、薄手の羽織るものがあると便利です。

 

石垣島は舗装されていない道や滑りやすい場所もあるので、観光中はスニーカー等が安心です。

 

地図アプリと現地情報

石垣島から各離島への行き方

石垣島ではGoogleマップ等の地図アプリが役立ちますが、電波が不安定な場所もあります。

 

港の案内所でもらえる紙のマップは持っておきましょう!

 

トラブル時の連絡先(タクシー会社やツアー会社の電話番号)もメモしておくと安心です。

 

その日の島のイベント情報や道路規制情報など、リアルタイムの現地ニュースがないかもチェックしてみてください。

 

島時間を楽しむ心構え

石垣島 ハイビスカスと海

最後に心構えとして、南の島ならではの「島時間」を楽しむ余裕を持ちましょう。

 

移動やサービスにおいて本土よりのんびり感じる場面があるかもしれませんが、それも離島の雰囲気です。

 

慌てず騒がず、ゆったりとしたペースを受け入れることで、短い滞在でも心に残る旅となるでしょう。

 

クルーズ寄港中に訪れたい
石垣島の観光スポット

シーサー

石垣島での滞在時間は4~8時間程度と限られるため、行き先は厳選する必要があります。

 

ここではクルーズ旅でぜひ訪れてほしい定番観光スポットをご紹介します。

 

短時間でも石垣島らしさを堪能できる場所ばかりなので、プラン作りの参考にしてください。

 

川平湾(かびら湾)

石垣島 川平湾 グラスボート

島の北西部に位置し、市街地から車で約40分かかりますが、訪れる価値は十分!

 

エメラルドグリーンとコバルトブルーが織りなす海は「ミシュラン・グリーンガイド」で三ツ星に認定され、日本が誇る景観美として知られます。

 

川平湾へ行く場合はタクシー貸切やレンタカー利用が一般的。往復の移動時間を含め約2~3時間見ておきましょう。

 

時間が許せば、併せて川平公園の駐車場横にある川平湾海神祭碑などの史跡もチェックしてみてください。

川平湾の基本情報
住所 沖縄県石垣市川平
営業時間 終日散策自由(定めなし)
定休日 なし
電話 0980-83-3986

 

石垣やいま村

石垣島 やいま村 入口

島ならではの文化体験ができるテーマパークです。

 

市街地から車で約20~25分、名蔵湾を望む高台に位置します。

 

八重山の伝統家屋を移築再現した園内では、三線の音色が流れる赤瓦の古民家や、水牛がのんびり過ごす池、リスザルと触れ合えるジャングル風の森など見どころ満載!

 

琉装と呼ばれる沖縄の民族衣装を着て撮影したり、サーターアンダギー作りを体験したりと、短時間でも濃い思い出が作れます。

石垣やいま村の基本情報
住所 沖縄県石垣市名蔵967-1
営業時間 9:00~17:30(最終受付17:00)
定休日 なし(荒天時は臨時休業の場合あり)
電話 0980-82-8798

 

竹富島(たけとみじま)

竹富島

時間に余裕があれば、石垣島からフェリーでわずか10分の離島・竹富島へ渡るのもおすすめです。

 

真っ白な砂道と赤瓦の伝統集落が広がる小さな島で、沖縄らしい原風景を楽しめます。

 

竹富島観光の定番は水牛車。

竹富島

また、コンドイビーチやカイジ浜(星砂の浜)など美しいビーチも見どころです。

 

石垣港離島ターミナルからは1時間に1~2本フェリーが出ており、往復船代と水牛車観光がセットになったプランも販売されています。

 

竹富島自体は小さいので2~3時間あれば主要スポットを回れますが、フェリーの時間とクルーズ船の出港時刻を踏まえて計画しましょう。

石垣港離島ターミナルの基本情報
住所 〒907‑0012 沖縄県石垣市美崎町1
営業時間 7:00〜21:00(窓口や店舗は概ね8:00〜18:00)
定休日 なし(特別休業日は除き無休)
アクセス 帰港後入口まで徒歩1〜2分。

 

ユーグレナモール

ユーグレナモール

石垣島最大のアーケード商店街「ユーグレナモール」は、島の特産品やお土産が一堂にそろう人気スポットです。

 

石垣牛を使ったグルメや、琉球ガラス・シーサー雑貨など、見て歩くだけでも楽しい発見が満載!

 

全天候型の屋根付き通りなので、雨の日でもゆっくりショッピングが楽しめます。

 

旅の思い出探しにぴったりな、島ならではのにぎわいを感じてみてください!

 

石垣島クルーズ旅行に
おすすめのアクティビティ5選

石垣島 マングローブカヌー

ここからは、クルーズ旅にぴったりのおすすめアクティビティをご紹介します。

 

短い時間でも石垣島の大自然を満喫できる人気ツアーを厳選しましたので、興味のあるものがあればぜひチェックしてみてください!

 

①青の洞窟シュノーケリング&
マングローブSUP/カヌー

石垣島 シュノーケリング

石垣島の海と川、両方の大自然を1日で楽しみたい欲張りな方にはこちら!

 

国の天然記念物「宮良川」のマングローブ林でSUPまたはカヌー体験をした後、島北部にある神秘的な青の洞窟でシュノーケリングを満喫できるセットプランです。

 

午前と午後を使って異なるフィールドのアクティビティを組み合わせるため、寄港時間が比較的長いクルーズ旅行者におすすめ。

マングローブ SUP

マングローブの静かな水路では豊かな亜熱帯の動植物を観察し、青の洞窟では真っ青に輝く幻想的な海中世界を探検できます。

 

シュノーケリングではウミガメに出会えることもあり、運が良ければ一生の思い出になるでしょう。

 

② 川平湾SUPクルージング

石垣島 川平湾 SUP

石垣島No.1景勝地・川平湾を、SUPで水上さんぽする大人気ツアーです。

 

透明度抜群の川平湾の海上に立てば、足元に広がる珊瑚礁やカラフルな熱帯魚がまるで空中に浮かんでいるように見えます。

 

SUPは初めてでもコツを掴めば安定して乗れるため、10歳前後のお子様からご年配の方まで幅広く楽しめます。

 

午前コースと午後コースが選べ、所要約2時間と手軽なのでクルーズ寄港中のアクティビティにピッタリです!

 

③幻の島上陸&シュノーケリング

石垣島 幻の島 浜島

「幻の島」と呼ばれる浜島は、潮が引いた時だけ姿を現す真っ白な砂洲の無人島です。

 

石垣島からボートで30分ほどとアクセスも良く、限られた時間でも行きやすい穴場スポット!

 

周囲を見渡す限り一面が青い海という別世界で、写真映え間違いなしの風景が広がります。

 

当ツアーでは幻の島への上陸と、その周辺でのシュノーケリングをセットで楽しめます。

 

④マングローブカヌー

マングローブ カヌーツアー

「あまり泳げないけど、自然は楽しみたい」という方にはマングローブ林でのカヌーツアーがおすすめです。

 

石垣島南部を流れる宮良川には国の天然記念物に指定されたヒルギ林が広がっており、カヌーでゆったりとクルージングしながら大自然を間近に感じることができます。

 

潮風と川音に包まれながら、亜熱帯の森を探検すればリフレッシュ効果は満点!

 

⑤貸切VIPチャーターツアー

幻の島上陸&シュノーケリング&天然記念物マングローブSUP/カヌー

グループや家族だけで周りを気にせずアクティビティを楽しみたいなら、ガイド貸切のチャータープランが最適です。

 

こちらはお客様専属のガイドを独占できる贅沢ツアー。

 

石垣島で開催中の様々なプラン(川平湾SUP、青の洞窟シュノーケルなど)をお好みで組み合わせて、完全プライベートで体験できます。

 

料金は参加人数に応じた一律プランとなりますが、6名以上の団体でも追加料金で対応できるため、社員旅行や大人数グループにもぴったりです。

 

さいごに

限られた時間でも工夫次第で石垣島の魅力を存分に味わうことができます。

 

ポイントは、行き先を絞って事前計画することと、移動手段を確保しておくこと。

 

そして何より、南国のゆったりした空気を楽しむ気持ちを忘れないでください。

 

エメラルドに輝く海、広がる空、心温かな島人との触れ合いで、短い寄港時間でも濃密な思い出が作れるはずです。

 

それでは、良い船旅を!

 

この記事を書いた人
ナッキー
ナッキー