現地コラム
COLUMN

石垣島の個人でのシュノーケリングは危険?メリットデメリットやおすすめビーチを現地スタッフがご紹介!
みなさんこんにちは!
石垣島最大級のアクティビティショップ
「石垣島 ADVENTURE PiPi」です!
石垣島の美しい海で楽しむシュノーケリング。
石垣島には至る所に綺麗なビーチがあるからこそ、個人で自由に楽しみたいと思う人も多いですが、安全面や場所選びには注意が必要です。
今回は、個人シュノーケリングのメリット・デメリットや、おすすめビーチをご紹介します!
目次
石垣島でのシュノーケリングとは?
石垣島のシュノーケリングは、年間を通じて楽しめる魅力的なマリンアクティビティです。
亜熱帯海洋性気候のおかげで、透明度の高い海と美しいサンゴ礁、色鮮やかな魚たちと出会える非日常の体験が待っています。
石垣島の絶景の海を満喫しに、ぜひ訪れてみてください!
石垣島の海はなぜきれいなの?
石垣島の海がきれいな理由はいくつかあります。
まず、石垣島がある沖縄県周辺の海には黒潮という暖かい海流が通っています。
黒潮は潮の流れが速く、水が濁ってしまう原因となるプランクトンが少ないことから、海が透き通っているのです。
加えて、大きな川が少ない地形が理由で、川からの生活排水が少ないため、プランクトンの増殖が抑えられ、海が濁りにくいのです。
また、サンゴ礁の存在も大きな要因で、サンゴは光合成を行い酸素を供給し、海の生態系を守っています。
石灰質のサンゴの骨格が海底に堆積し、白いビーチと透明な海を生み出し、太陽の光が差し込むことで、石垣島特有のエメラルドグリーンの海が広がるのです。
石垣島で個人でシュノーケリングはできるの?
結論を先に申し上げますと、石垣島で個人でシュノーケリングを楽しむことは可能です。
実際にインターネットやSNSで検索をすると、おひとりさまでシュノーケリングを楽しんでいる方がたくさんいることも確認することができるでしょう。
ここからは、石垣島で個人でシュノーケリングを楽しむための心構えをお伝えしていきます。
石垣島で個人でシュノーケリングするメリット
まず、石垣島で個人でシュノーケリングするメリットを4つご紹介します。
これからご紹介する4つのメリットの共通点は「自分の好き」が実現できることです。
理想のシュノーケリングタイムを味わいたい方は必見の内容なので、ぜひ参考にしてください!
自分の好きな時間、好きなペースでできる
シュノーケリングツアーに参加したり、友人と複数人でシュノーケリングをしたりする場合には、ツアーの時間制限や友人の熱量、体力を気にかける必要が出てくるかと思います。
しかし、一人であれば、ツアーの制限時間も友人への気遣いも不要です。
自分の気が済むまで、思う存分シュノーケリングを堪能することができます。
自分の好きな場所でシュノーケリングができる
シュノーケリングツアーに参加する場合はあらかじめコースが決まっているため、自分の好きな場所でシュノーケリングができなかったということがあります。
また、友人とのシュノーケリングの場合、友人と行きたい場所が違っていたためになかなか場所が決まらないということもあるでしょう。
一人でシュノーケリングに行く場合は、自分でルートを自由に決められるので、まさに「自分だけのシュノーケリングツアー」を行うことができるのです。
出費が抑えれる
シュノーケリングをツアーで楽しむ場合、ツアー料金や道具のレンタル代がかかります。
個人であれば、ツアー代が発生せず、自前のシュノーケリングセットを購入しておけば、レンタル代もかかりません。
コストパフォーマンスを重視する方にとって、この点が大きなメリットといえるでしょう。
自分の好きなスポットに行ける
こちらは2つ目のメリットとも近いのですが、自分の好きなスポットに行けることは特にシュノーケリング通、シュノーケリング上級者向けのメリットです。
有名なシュノーケリングスポットだけではなく、穴場スポットでシュノーケリングができるという醍醐味を味わうことができます。
知る人ぞ知るスポットでゆっくり伸びやかにシュノーケリングを楽しみたい方は、自分だけの穴場スポットを見つけてみましょう。
石垣島で個人でシュノーケリングするデメリット
次に、石垣島で個人でシュノーケリングするデメリットをお伝えします。
特にシュノーケリングの経験が少ない方や少しシュノーケリングに慣れてきたという方に必見の内容です。
また、個人ならではの苦労もお伝えしますので、シュノーケリングを楽しむスタンスを決める際の参考にしてみてください。
知識がないと危険が伴う(離岸流など)
個人でシュノーケリングを行う際に必要なのが海の知識です。
その知識がないと、思わぬ危険に遭遇してしまいます。
代表的なもので言えば、離岸流です。
離岸流とは、岸から沖へ向かって流れる海水の流れのことで、水泳の世界大会で金メダルを獲るレベルの自由形の選手が泳ぐスピードに匹敵する速度で、クロールで毎秒2m進むということは相当速く、実際に離岸流に巻き込まれて溺れる事故も発生しています。
海流だけでなく、地形や海の生物の知識も把握しておかないと、大きな事故につながる可能性があるので、注意しましょう。
見どころやポイントが分からない
シュノーケリングは、海の生き物や海そのものの美しさを楽しむのが目的です。
ただただ海に浮かんでいるだけでは、本当のシュノーケリングを体験できないまま終わってしまいます。
「ここにはこんな生き物がいる!」「この海域は造形が素晴らしい!」という感動を味わうためには、ガイドやシュノーケリング経験豊富な友人の力が必要になるでしょう。
シュノーケリング中トラブルが起きたら対処が大変
個人でシュノーケリングを楽しんでいる中、予期せぬトラブルが発生することもあるでしょう。
例えば、マスクやシュノーケルに水が入った、足がつった、波の揺れで酔った、流されてしまった、寒くなった、海の生き物に刺された・噛まれたなど、起こりうるトラブルはたくさんあり、パニックになってしまうと、適切な対処ができなくなります。
そのため、事前に落ち着いて対処できるようシミュレーションをしておき、自信がなければガイドの案内のもとでシュノーケリングに行くようにしましょう。
自分の写真や動画を撮ることができない
せっかくきれいな海、きれいな空、迫力のある岩場でシュノーケリングができたとしても、一人ではその景色を残すことで精一杯になってしまいます。
自分のシュノーケリング中の姿と石垣島の雄大な自然を共に写真や動画に収めたいと思っても、潮の流れ、波の影響を受けてしまい、思い通りの構図を取ることもままなりません。
自分も含めた写真や動画を撮りたい場合には、一人でも自分の姿と景色を一緒に残せる技を身につけるか、ガイドが写真を撮ってくれるツアーに参加する必要があるでしょう。
備品の持ち運びが大変
シュノーケリングを個人で行う際、必要な荷物はすべて自分一人で持ち運ばなければなりません。
マスクにシュノーケルにフィン、食料や飲み物、着替えや貴重品などをすべて自ら管理する必要があります。
シュノーケリングで体力を使うのに加えて、たくさんの備品を持って移動してさらに体力を使うので、シュノーケリングに行く時はこれを意識して準備を進めましょう。
石垣島の個人シュノーケリングをするときの注意点
先ほどお伝えした個人でシュノーケリングするメリットとデメリットを踏まえて、改めて注意点をまとめてみました。
安全で楽しいシュノーケリングにするために、次の3つの注意点を心に留めておいてください。
悪い思い出ではなく、良い思い出を作っていただくため、事前にチェックしておきましょう!
できるだけ人の多いビーチで行う
個人でシュノーケリングを楽しみたいという方は、人が少なく、ゆったりとしたところに行きたい方が大半だと思います。
しかし、まわりに人がいないと、いざという時に助けが呼べない、まわりに気づいてもらえないという状況が想定されます。
そのため、トラブルが起こったときに誰にも気づかれず手遅れになってしまうということも十分考えられますので、なるべく人の目につきやすい場所で行いましょう。
海の中のものは触らない
海の中の植物や動物には、毒を持っていたり、触れたことで突然襲ってきたりするものも多いです。
また、人が触ったことで海の中の環境に影響を及ぼしてしまうということも考えられます。
自分の身を守るため、海の中の環境を守るためにも、海の中のものには触らないようにしましょう。
無理をしない
個人でのシュノーケリングは、自分のペースで、自分の好きなところ、自分の行きたいスポットで楽しむことができます。
ただ、あまりの楽しさのあまり岸から遠く離れてしまったり、知らぬ間に海流にはまってしまい体力的に戻ってこられない、自力では対処できないという事態に発展します。
こうならないように、無理をせず、自分の体力と経験値に見合ったシュノーケリング計画を立てて楽しみましょう。
石垣島のおすすめビーチ5選
さて、ここまで個人でシュノーケリングをする際のポイントなどをお伝えしてきました。
みなさんにポイントを押さえていただいたところで、石垣島で個人でシュノーケリングを楽しめるおすすめビーチを5つご紹介します。
それぞれのビーチの特徴をお伝えしますので、ぜひ旅行プラン作成の参考にしてください。
石垣島のおすすめビーチ
①フサキビーチ
フサキビーチは、石垣島の西側にあるビーチで、駐車場、トイレ、シャワー、レストランと施設が充実しています。
フサキビーチの特徴は、波が穏やかで浅瀬にサンゴが多く、その影響もあって、潜るとたくさんの魚を見ることができます。
特に、石垣島の西側にあるので、晴れた日のサンセットは別格です。
石垣島のおすすめビーチ
②川平湾
川平湾は、石垣島を代表する絶景スポットで、日本百景にも選ばれた美しいビーチです。
エメラルドグリーンの海と白い砂浜が広がり、訪れる人を魅了します。
湾内は遊泳禁止ですが、サップやカヌーも体験ができ、透き通った水の上をゆったりと進むひとときは、まさに非日常の時間です。
石垣島のおすすめビーチ
③米原ビーチ
米原ビーチは、石垣島北部にある地元でも人気のシュノーケリングスポットです。
透明度の高い海では、色とりどりのサンゴや魚たちに出会えるだけでなく、運が良ければウミガメにも遭遇できます。
ただし、潮の流れが速く離岸流が発生しやすい場所もあるため、ガイド付きのツアーに参加すると安心して楽しめます。
石垣島のおすすめビーチ
④「幻の島」浜島
石垣島の沖合に浮かぶ「幻の島」は、満潮時には海に沈み、干潮時だけ姿を現す神秘的な砂浜で、真っ白な砂浜と透明度の高いエメラルドグリーンの海に囲まれ、360度どこを見ても絶景が広がります。
特にシュノーケリングや写真撮影に最適で、非日常のひとときを過ごせる場所です。
ただし、個人で行くことはできず、アクセスはボートツアーのみのため、ガイド付きのツアーで安全に楽しみながら、この美しい絶景をぜひ体験してください。
石垣島のおすすめビーチ
⑤マエサトビーチ
マエサトビーチは、石垣島南部の市街地近くにあるANAインターコンチネンタル石垣リゾート内のビーチです。
アクセスが良く、ホテル直結で設備も整っているため、シュノーケリングデビューにも最適です。
サンゴは他のビーチに比べると少ないものの、豊富な種類のマリンスポーツが楽しめます。
石垣島で手ぶらで参加できる
おすすめアクティビティ5選
ここからは「一人で行くシュノーケリングも良いけれども、やっぱり誰かと一緒にシュノーケリングがしたい!」「荷物をなるべく少なくして石垣島を満喫したい!」という方におすすめのシュノーケリングツアーを5つご紹介します!
最高の石垣島の旅行にするために、ぜひ参加を検討してみてください。
石垣島おすすめアクティビティ
①青の洞窟探索&シュノーケリング
石垣島の「青の洞窟」は、太陽光が差し込むことで幻想的な青い世界が広がる絶景スポットです。
シュノーケリングツアーでは、洞窟内の神秘的な光景を堪能し、ウミガメに出会えるチャンスも。
透明度の高い海で泳ぎながら、非日常の海の世界を体験することができます。
石垣島おすすめアクティビティ
②幻の島上陸&シュノーケリング
「幻の島」とは石垣島の西側から10kmほど沖合にある三日月型の無人島です。
正式名称は「浜島」といい、干潮の時にしか姿を現さないことから幻の島と呼ばれています。
干潮の時に姿を現すため、島というより砂浜が現れたような景色ですが、白い砂浜のまわりには青い海しかないという解放感がたまりません。
石垣島おすすめアクティビティ
③川平湾SUP
川平湾は石垣島を代表する絶景スポットで、エメラルドグリーンの海と白い砂浜が広がります。
ここで楽しめるSUP(スタンドアップパドル)は、穏やかな波の上をゆっくり進むので、初心者やお子様連れの家族でも安心。
川平湾の絶景を間近で楽しむことができます。
石垣島おすすめアクティビティ
④マングローブカヌー
石垣島のマングローブカヌーは、シュノーケリングとは一味違う自然体験が魅力です。
静かなマングローブ林をカヌーでゆっくりと進むと、豊かな生態系や珍しい野鳥、カニなどを間近で観察でき、川のせせらぎと木々のざわめきに包まれながら、まるで時間が止まったかのようなひとときを味わえるのが魅力です。
海中ではなく、自然の中を探検する新しい発見を楽しむのもおすすめです。
石垣島おすすめアクティビティ
⑤星空&ジャングルナイトツアー
石垣島の星空&ジャングルナイトツアーは、昼間のシュノーケリングとは全く異なる非日常体験です。
夜の静寂に包まれたジャングルをガイドと共に歩き、運が良ければ、ヤシガニなどここでしか見ることのできない生物に出会えるかもしれません。
そして、視界が開けた場所では満天の星空が広がり、南国特有の南十字星や天の川が目の前に輝き、昼とは違う石垣島の顔を体験することができます。
さいごに
今回は石垣島でシュノーケリングを思う存分楽しむための情報をお届けいたしましたが、いかがだったでしょうか。
シュノーケリングは手軽に楽しめる反面、油断をすると命に関わる状態に陥ってしまうことがあります。
そのため、個人で楽しむ場合でも複数人で楽しむ場合であっても、常に安全に配慮しながら正しい知識を身につけて行うようにしてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。