現地コラム
COLUMN
石垣島の観光スポットの天川御嶽の行き方と遊び方について
みなさんこんにちは!
石垣島は本土にないような祭事や信仰があったりと特殊な文化があります。そんな石垣島には神社が一つもありませんが、御嶽と呼ばれる神社のような神聖な場所があります。その一つに天川御嶽があります。天川御嶽は石垣島にある御嶽でも歴史のある魅力ある御嶽です。本記事では天川御嶽についてご紹介いたします。
目次
天川御嶽とは
天川御嶽(あまかわうたき、あーまーお)は、1705年に編纂された”八重山島由来記”に記載されていた歴史長い御嶽です。天川原の霊石を信仰していた篤農家が豊漁ばかりだったことから、豊作、豊漁の神として信仰されるようになったと村には言い伝えられています。石垣島では航海安全を祈る七嶽の一つであり、登野城村の村公事を行う御嶽でもあります。
天川御嶽の行き方
石垣島離島ターミナルを出て右手に行き、二つ目の交差点である”文館前”交差点を右折し国道390号線沿いを歩きます。レンタカー屋を過ぎた後右に曲がり少し進むと左手に入り口があります。こくどぅ390号線から右折する目印に標識が出ているので、そちらを見ていただければ迷うことないでしょう。
天川御嶽の詳細情報
天川御嶽は以前天川原と呼ばれていた場所につくられた歴史のある御嶽です。御嶽というのは祭事や伝統行事、芸能と関係が深く、神聖な場所とされています。石垣島には神社がないため、御嶽は本土でいう神社に相当すると考えればわかりやすいです。村公事が行われる健康や繁栄を願う場所のため、村民の方にとっても親しみ深い場所といえるでしょう。
上でもご紹介した通り、天川御嶽の成り立ちは天川原には霊石を信仰することによって豊作、豊漁に恵まれたことから神聖な場所として天川御嶽を崇めるようになりました。航海の無事を祈る七嶽の一つとしての側面もあり、ちょっとしたパワースポットしても知られます。
御嶽は町中にあるため周囲を車が走り御嶽らしくない雰囲気ですが、鳥居をくぐり中に入っていくと車や人混みの雑音は消えます。御嶽内の静けさがより一層神聖さを掻き立て、いるだけで体全身が洗浄されるような気持ちになります。
天川御嶽の敷地内には滑り台などの子どもが遊ぶための遊具を設置されています。本土の神社では考えられないことですが、ここにも沖縄の文化が根付いているといえます。沖縄では子どもは島の宝とされており、いたるところに子どもが楽しむための遊具があります。島の大人たちはみんなで近所の子どもたちを見守っており、とても温かい雰囲気を感じられます。知らない人とであったとしても朝から「おはようございます!」という気持ちの良い声が飛び交っているのも沖縄らしいですね。
子どもがのびのびと遊ぶことができる場所でもある天川御嶽ですが、神聖な場所という事を忘れてはいけません。一定の礼節をわきまえて訪れる必要があります。
天川御嶽へ訪れる地元の方々に礼儀をもって、自然物な豊富な敷地内は荒らすことなくお邪魔させていただいている気持ちをもって訪れるようにしましょう。すると、おのずと穏やかな気持ちになり、気分のリフレッシュにもなるでしょう。観光先も観光者も持ちつ持たれつの関係なので、常に相手を敬う気持ちを持っていることが大切です。
天川御嶽の遊び方
天川御嶽は他の御嶽である美崎御嶽、船着御嶽の近くにあり、天川原と呼ばれる場所にある御嶽です。非常に神聖な場所とされており、敷地内の静寂が神々しい雰囲気をより一層強くします。天川御嶽では、豊年祭や海神祭、雨乞い、疫病除けの祈願祭といった多くの神事が行われます。祭りの際には賑わいをみせ近くでは屋台なども出るため多くの人が訪れます。
天川御嶽は御嶽の中でも長い歴史を持ち、神聖な場所として長い歴史の中で多くの信仰を集めてきました。航海安全の祈願をされてきた御嶽であり、パワースポットとしても有名です。敷地内の独特の雰囲気に気持ちが落ち着いたり、穏やかな感情になることがあるようで多くの地元民が足しげく通います。
住所:沖縄県石垣市登野城
アクセス:離島ターミナルから徒歩で約10分
駐車場:あり
お食事処:あり
トイレ:なし
まとめ
天川御嶽についてご紹介いたしました。いかがだったでしょうか。
地元の方が足しげく通うパワースポットしても知られる天川御嶽は航海安全の祈願されるとても神聖な場所でした。
そんな天川御嶽のおすすめポイントは下記の通りです。
・航海の無事を祈る七嶽の一つ
・子どもが遊べる遊具あり
・市街地・離島ターミナルから徒歩でアクセスできる
・街中にひっそりとある御嶽
・石垣島を代表するパワースポット
上記のことをチェックして、ぜひ天川御嶽に足を運んでみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。