現地コラム
COLUMN

船酔いする方必見!石垣島現地スタッフが対策と予防方法を徹底伝授!
みなさんこんにちは!
石垣島最大級のアクティビティショップ
「石垣島ADVENTURE PiPi」です!
石垣島でのシュノーケルやクルーズなど、海のアクティビティを楽しみにしている方にとって心配なのが「船酔い」。
せっかくの旅を快適に過ごすためにも、事前の対策がとても大切です。
このコラムでは、石垣島の現地スタッフが実際の経験をもとに、船酔いの予防法と当日の対策をわかりやすくご紹介します!
目次
船酔いはなぜ起こるの?
石垣島のように海が綺麗な場所では、ボートでの観光やマリンアクティビティを楽しむ機会が多くなりますが、体調や海のコンディションによっては船酔いしてしまうこともあります。
せっかくの旅行を快適に楽しむためにも、事前に船酔いの原因や予防方法を知っておくことが大切です。
今回は、船酔いの基本から対策・応急処置までをご紹介しますので、石垣島旅行を思い切り楽しむためにぜひ参考にしてください。
船酔いが起こる原因
船酔いの原因は体質によるものだけでなく、さまざまな要因が関係しているため注意が必要です。
今回は、特に船酔いを引き起こしやすい3つの主な要因についてご紹介します。
旅行前にそれらを把握し、対策をとることで船酔いのリスクを大きく減らすことができます。
環境要因
環境要因による船酔いは、海が荒れて波が高いときに起こりやすくなります。
穏やかな海では揺れも少なく、体も比較的適応しやすいですが、荒波では不規則な刺激が脳を混乱させ、自律神経に影響を与えます。
その結果、吐き気やめまいなどの不調を引き起こしやすくなるのです。
心理要因
心理要因による船酔いは、船内の圧迫感や不快な匂い・湿度・温度などが影響することがあります。
デッキで風を感じながら過ごすことで船酔いしにくくなるのは、こうした不快感を軽減できるためです。
不安や緊張が船酔いを引き起こす原因にもなるため、リラックスした気持ちで乗船することが大切です。
身体要因
身体的要因は、寝不足や疲れなどでいつもよりも体調が良くない場合に起こりやすくなります。
脳と密接な関係を持つ船酔いは、疲れや寝不足によって正常な判断ができない脳が自律神経に間違った電気信号を送るため、引き起こされるのです。
他にも耳(三半規管)や脳に病気がある方も船酔いしやすいため、症状がひどい場合は、医療機関を受診して治療しましょう。
酔い止めって
本当に効果がある?
酔い止めの効果は薬によって異なりますが、船酔いが始まってからでも効くものがあります。
船に乗る際は、事前に薬局で酔い止めを購入してお守り代わりに持っておくと安心です。
酔い止めには鎮静や吐き気を抑える成分が含まれ、長時間効果が続くものもあるため、体調を崩す前に服用すると心理的にも楽になります。
船酔いの予防策
ここからは、船酔いの予防策をご紹介します。
3つの要因から考える船酔いの予防策は、船に乗船する前やマリンアクティビティツアーに参加する前に実践しておくと、船酔いのリスクが軽減できるでしょう。
前日からできる予防策もあるので、旅行前やアクティビティ参加前にぜひ実践してみてください。
船に乗る前日
船に乗る前日は、体調をしっかり整えることが大切です。
旅行準備は前々日までに済ませておくと、慌てず忘れ物も防げます。
余裕を持って出発できるよう、早めに仕事を切り上げて休息をとることをおすすめします。
十分な睡眠をとる
過度なアルコール摂取を避ける
前日に眠れないからといって、過度のアルコール摂取は控えましょう。
二日酔いと船酔いのダブルパンチは体にも心にも大きな負担となります。
缶ビール1本程度に抑え、体調を万全に整えることが船酔い予防につながります。
消化の良いものを食べる
船に乗る前日は消化の良い食事を心がけ、胃もたれを避けましょう。
船酔いは嘔吐や吐き気を伴うため、胃の調子が悪いと症状が悪化しやすくなります。
乗船前は消化に優しいものを選び、体調を整えてから楽しむのがおすすめです。
船に乗る当日(乗船前)
船に乗る当日も、気軽にできる予防策をしっかり実践して船酔いを防ぎましょう。
3つの対策をすべて行えば、船酔いに強い身体で乗船できます。
前日に体調を整え、当日の予防策も忘れずに行い、万全の状態で船やボートを楽しんでください。
30〜1時間前に酔い止めを飲んでおく
船に乗る当日は、30分〜1時間前に酔い止め薬を正しく飲んでおくことが大切です。
薬局では、1日1回で長時間効くタイプや症状が出てからでも効くタイプなど、さまざまな種類が購入できます。
自分に合った薬を事前に準備し、用法・用量を守って服用すれば、安心してアクティビティを楽しめるでしょう。
リラックスできる服装を着ておく
船に乗る際は、圧迫感によって船酔いしてしまう方も少なくありません。
服の締め付けが不快感を増幅させるため、リラックスできるゆったりとした服装を選びましょう。
アロハシャツやワンピース、緩めのショートパンツなどのリゾートスタイルなら、見た目も気分も開放的になり、船酔い予防にもつながります。
軽食をとっておく
空腹のまま船に乗ると胃酸が上がりやすくなり、揺れによって吐き気を引き起こすことがあります。
軽くおにぎりやパンを食べておくと、胃が安定して船酔いの予防につながります。
飴やチョコレート、梅干し、炭酸水やコーラなどが効果的ですが、柑橘系の飲み物は逆効果なので避けましょう。
乗船時
乗船時の予防策は4つあり、乗り物酔い全般にも効果的なので覚えておくと安心です。
船酔いを防ぐには予防策の実践が大切ですが、何より観光を楽しむ気持ちが重要です。
景色や体験に集中して楽しんでいれば、不安も和らぎ、船酔いのリスクも自然と減っていきます。
下を向く作業はしない
船酔いは、視覚と内耳の感覚のズレが原因で起こるため、下を向いてスマホや本を見る行為は避けたほうが良いでしょう。
デジタル機器はしまい、美しい沖縄の海や空など遠くの景色を眺めることで、船酔いの予防にもつながります。
旅行中はデジタルデトックスもかねて、自然の景色を楽しみながらリラックスした時間を過ごしましょう。
船内ではなるべく会話するようにする
船酔いが心配な方には、会話をすることが有効な予防法のひとつです。
黙っていると不安や緊張で船酔いを意識しやすくなるため、同行者がいる場合は積極的に会話を楽しみましょう。
楽しい話をして気分を上げることで、船酔いの不安も自然と薄れていきます。
進行方向に向いて座る
乗り物全般で言えることですが、運転手が酔いにくいのは進行方向を常に意識しているからです。
そのため船でも、進行方向が分かる場所にいると脳と身体のバランスがとれやすくなり、船酔い防止につながります。
酔いやすい方は、進行方向に向いた座席やデッキの場所を選ぶのがおすすめです。
自己暗示をかける
「船酔いしてしまうかも」というネガティブな思考は避け、「船酔いしない」とポジティブな自己暗示をかけることで、船酔いを回避できることがあります。
船酔いは過去の経験など心理的な影響も大きいため、「今回は大丈夫」と念じて乗船するのが効果的です。
自己暗示をかけた後は、船酔いのことを考えすぎず、旅行の楽しみに意識を向けて過ごしましょう。
船酔いしてしまった時の
対処方法
ここからは、船酔いしてしまった時の対処法をご紹介します。
うっかり船酔いを予防するのを忘れてしまい体調が悪くなってしまった方は、次の4つの方法を試してみると良いでしょう。
船酔いしてからでも効く船酔いの市販薬もあるので、それを飲むのもおすすめです。
風通しの良い換気された場所に移動
船酔いの症状を感じたら、まずは風通しの良い場所へ移動して換気された空気を吸いましょう。
デッキに出られる場合は潮風にあたることで症状が和らぐことがありますが、難しい場合は船のスタッフに相談するのが安心です。
気分が悪くて動けないときも無理をせず、スタッフに助けを求めて安静に過ごしてください。
水分補給をする
水分補給の際は、飲み物の種類に注意が必要です。
柑橘系の飲み物は吐き気を助長する可能性があるため避け、コーラなどカフェイン入りの飲み物がおすすめです。
また、アルコールは船酔いの症状を悪化させることがあるので控え、落ち着いた気持ちでこまめな水分補給を心がけましょう。
睡眠をとる
酔い止めの副作用で眠くなることがありますが、眠ることで視覚や聴覚が休まり船酔いが和らぎます。
美しい景色を見たい気持ちもわかりますが、体調を優先し、横になれない場合は座席で目を閉じてリラックスしましょう。
辛い症状があるときは、眠ることが最も効果的な対処法です。
ベルトなどを緩める
船酔いの症状が出たら、まずベルトを緩めたり締め付けのある服を脱いで体の圧迫感を和らげましょう。
リラックスして眠ることで、船酔いの症状が改善されやすくなります。
船酔いしやすい方は、下に水着を着ずに現地で着替えるのがおすすめです。
船酔いが心配!
船に乗らなくても
楽しめるアクティビティ5選
船酔いが心配な方でも安心して参加できるアクティビティがあればいいなと思っている方に、おすすめしたいツアーが5つあります。
船に乗船しなくても美しい海を楽しんだり非日常な観光スポットに行ったりできるため、誰でも気軽に参加できます。
船酔いが怖くて積極的にマリンアクティビティに参加できないという方は、こちらを参考に旅行計画を立ててみてください。
船に乗らなくても
楽しめるアクティビティ5選
①川平湾SUP/カヌー
船酔いが心配な方でも安心して楽しめる川平湾のSUPやカヌーツアーは、穏やかな海上でゆったりと自然を満喫できます。
透明度の高い美しい海を間近に感じながら、リラックスした時間を過ごせるのが魅力です。
船に乗らずに川平湾の絶景を楽しみたい方にぴったりのアクティビティです。
船に乗らなくても
楽しめるアクティビティ5選
②マングローブSUP/カヌー
船酔いが心配な方にもおすすめなのが、マングローブのジャングルをSUPやカヌーでゆったりと楽しむツアーです。
水面を進みながら、自然豊かなマングローブの景色や生き物を間近で観察できます。
穏やかな時間が流れる癒しの体験で、大人から子供まで満喫できるアクティビティです。
船に乗らなくても
楽しめるアクティビティ5選
③青の洞窟探索&シュノーケリング
SUPやカヌーでの船酔いが心配な方は、ビーチインして青の洞窟散策とシュノーケリングを楽しめるプランがおすすめです。
ライフジャケットを着用して泳ぐため、泳ぎが苦手な方でも安心して参加でき、手ぶらでレンタルも利用可能です。
神秘的な青の洞窟やカラフルな熱帯魚を間近で観察でき、船に乗らずに非日常体験を満喫できます。
船に乗らなくても
楽しめるアクティビティ5選
④サンセットSUP/カヌー
船酔いが心配な方でも安心して楽しめる石垣島のサンセットSUPやカヌー体験はいかがでしょうか。
ゆったりとした時間の中で美しい夕日を眺めながら、波の揺れを感じつつリラックスできます。
船に乗らずに自然と一体になれるので、船酔いの心配なく石垣島の絶景を満喫したい方にぴったりのアクティビティです。
船に乗らなくても
楽しめるアクティビティ5選
⑤星空&ジャングルナイトツアー
船酔いが気になる方には、船に乗らずに楽しめる星空&ジャングルナイトツアーがおすすめです。
夜の石垣島のジャングルを散策しながら、満点の星空を眺めることができる癒しの体験です。
自然の音や夜風を感じながらリラックスできるため、船酔いの心配なくゆったりとした時間を楽しめます。
さいごに
今回は船酔いの対策と予防方法をご紹介しました。
船酔いは心理的な要因も大きいため、酔い止めやコーラなどをお守り代わりに持っておくと安心です。
船に乗らずに楽しめるアクティビティもあるので、心配せず思いっきり旅行を満喫してください。
最後までご覧いただきありがとうございました。